君と世界が終わる日にの映画が公開になります。予告編では、ミライを抱きしめる響の後ろから銃声が聞こえます。「すべてが終わる」という副題と、灰になって消えゆく響がホームページの冒頭にあるのは、何を意味しているのでしょうか。
そこで今日は、最悪の展開しか想像できない劇場版キミセカFINALのネタバレを知ることで、響ロスとキミセカロスを少しでも和らげようと、試写会を見た人たちの口コミやレビューを集めました。
映画公開まであと少しなので、試写会に行かれた方の感想を読みながら、予習して、号泣しないように対策しておこうと思います。
映画を見る前に、ネタバレしたくない方は、このまま閉じていただければと思います。
君と世界が終わる日にのシーズン1からシーズン5が見れるのは、現在Huluだけです。
君と世界が終わる日に映画試写会の口コミ
この予告動画の13秒で、高橋文哉さんのほほがゴーレム化しているように見えます。ということは・・・二人は出会えたけど、悲しい別れがあるということでしょうか。
試写会に行かれた方が、ネタバレしない?程度にSNSで感想を言われていたものを紹介します。
- 最後の涙が約束された、盛り上げ方が神!
- ゼロワンとドライブが絡むのすげえ。
- 2人で変身すれば全部解決すると思う。
- 菅田将暉出てる?
- 手を取り合って生きることが重要なんだと思う。
- 響の愛にめちゃくちゃ感動しました。FINALは愛とやさしさにあふれています。
- 愛する人を守るため行動する姿に感動して何度も泣いてしまう。
- 個人的にはウォーキングデッドより、こっちの方が面白い。
- 最後のシーンは涙が止まりませんでした。
- 今まで一度も見てない人でも楽しめるかというと、ちょっと難しいかもしれません。前作の内容を知らないと、登場人物の関係や背景が分かりにくいと思います。
- ドラマは見ていなかったのですが、友達に誘われて試写会に行きました。ドラマの内容を知らなくても、映画は楽しめました。サバイバル×ラブストーリー×ミステリーというジャンルが斬新でした。響と来美の恋は泣きました。
- 映画はドラマの続きという感じでした。ストーリーは面白かったですが、ちょっと長すぎたかなと思いました。ゴーレムのCGは良かったです。響と来美の恋は感動しました。最後のシーンは予想外でした。
- 映画はドラマと同じくらい面白かったです。ゴーレムの迫力や、響と来美の切ない恋の行方に引き込まれました。最後の展開は衝撃的でした。
映画を見るまでにやっておくとよいこと
君と世界が終わる日にの映画だけでは、登場人物のこれまでの背景がわからないと思います。
急に映画だけを見ると、竹内涼真が演じる響の良さを満喫できません。
なぜなら、響・竹内涼真とシンジ・須賀健太を除き、これまでの出演者は回想シーンでしか登場しません。
この映画は、人物背景を知ってこそ、最大限楽しめる映画だと思います。
過去の放送や配信は、Tver(無料)とHulu(月額1,026円)でしか見れません。地上波の再放送は12月末にやっていましたが、終了しています。
Tverは地上波放送したものが期限付きで視聴できます。
シーズン1の全10話・・・シーズン1の出演者で、映画版に出演するのは響のみですが、始まりを知っておいたほうがより映画を楽しめると思います。
シーズン2の1話と2話・・・見ないよりは、見たほうがいいかもしれません。
特別編・・・ほぼシーズン1とシーズン2のダイジェストです。映画版に登場する、響の娘・ミライを実験台にしているシンジが初登場するので、見たほうがいいと思いますが、見なくても問題ない内容です。
入門編・・・見なくても大丈夫な内容です。ゾンビものにパロディは必要ありません。なぜパロディ要素を入れたのか?ディープなファンには不評でした。
Huluは広告なしでシリーズ全部見れます
シーズン1から4までを全部見たい!一気見したい!そんな時は、思い切ってHuluに加入してみてもいいかもしれません。
劇場版はユートピアの研究タワーを舞台としたストーリーです。
この後配信予定のシーズン4は、ユートピアの金持ちが住む棟のストーリーになると予告されています。
さらに、劇場版は「FINAL」と表題にありましたが、ラストは続編がありそうな要素を残しています。
Huluは月額1,026円(税込み)で話題のドラマや映画が見れます!
キミセカネタバレ記事を読んでみる
これまでに書かれたネタバレ記事を、パパっと読んでおくのも一つの手です。
「あの人はこう思ったんだ」くらいの感じで読むと、また違った楽しみ方ができると思います。
しかし、ネタバレ記事は筆者の勝手な解釈や思い込みなど、余分な要素が入ってしまいがちです。セリフを書き起こしするわけにもいかないので、筆者が印象に残ったシーンを書いている場合があります。
先ずは、自分がどう感じるかシーズン1から視聴したいけど、Huluを契約したら解約が面倒と思われる方は、一か月分のHuluチケットもあります。
キミセカ映画の衝撃のラストが怖い
地上波放送のシーズン1や特別編、入門編は、お茶の間でみられる範囲の描写だと思います。
それでもお化け屋敷以上に怖いゴーレムや人間同士の襲撃シーンもあり、今までのドラマとは少し違うのがキミセカでした。
シーズン2からは、有料動画配信サービスのHuluでしか視聴できなくなり、内容のエグさもグロさもレベルアップしたと感じます。
その究極の集大成が、キミセカ映画の衝撃のラストだと思います。
- 響の変貌が怖い
- 響のアップが怖い
- 響の執念が怖い
- 響の愛が怖い
色々な怖さを感じました。
キミセカ映画のネタバレ
2024.1.31 20:00 プレミア公開
— 君と世界が終わる日に【公式】 (@kimiseka_ntv) January 31, 2024
ぜひ映画を見てください。感動します。しばらく、メンタルやられるくらい泣けます。
途中で響の最後の戦いの中に、死闘の20年後の話がサラッと入ってきて、一瞬???となる場面があります。
冒頭は、響・竹内涼真&来美・中条あやみ 大和・高橋文哉&葵・堀田真由 このカップルがゴーレムに占拠される前の世界で、どんな関係で、どう知り合ったか、から始まります。
中盤で、荒野を旅する3人組が、砂漠に倒れた老人に「ユートピアの研究タワーに案内してほしい」と依頼します。その時に「謎の女・吉柳咲良」が研究タワーへ行く目的を「間宮響を殺すため」と答えます。
「間宮響を殺すため」これが今回の映画の全てです。
命がけでたどり着いた、愛するわが子を前に、自分を父親と認識されない気持ち。
研究のためと、虐待され続けた娘を目の当たりにした父親の気持ち。
大切な人を守りたい一心で、捨て身の奪還を図る響の頭の良さと、強さ、執念。
葵を探し、響とともに戦う大和の葛藤と、愛情の深さ。
一方で、大義名分を振りかざし、自分さえよければと考える研究者のシンジ・須賀健太や地下街の悪党、研究者たちの自己愛の強さに、人間の恐ろしさを感じました。
響の捨て身の策略で、ミライを取り戻し、予告編にある銃声につながります。
「ゴーレムは頭を破壊しなければ活動し続ける」
すべての終わりに、ミライが隔離されていた病室で、記録用のビデオカメラを見る響。
ミライが葵に絵本を読んでもらい、楽しそうにしている姿をビデオで見ておだやかに終わりを迎えようとすると、実験台にされ泣き叫ぶミライを見たときの響は何を思ったでしょう。衝撃と無念さに耐えられない。どんなに生きたいと願ったでしょう。大人になったミライを見たかったことでしょう。
この後、3人組と老人の正体がわかります。
3人はかつて隔離されていた病室へ向かい、響からミライへ残されたメッセージを見つけます。響のアップが怖いです。
20年、どんな姿になっても子を思う気持ちは、朽ち果てません。
廃墟にたった一人、どんな姿になっても愛する人を思う気持ちは、終わらないと確信できるラストでした。
君と世界が終わる日に 映画 結末のまとめ
君と世界が終わる日にの映画は、主人公の響にとって最後の戦いになりました。予想通りの悲しい結末と、想像を超えた響が選んだ結末は、見る者の心を震わせました。
元研究員でゴーレムウイルスの被験者にされてしまい、ゴーレム化するジンの兄(菅田将暉)は弟のジンにとどめを刺すよう願ったときの言葉。
「人間として死にたい」
それに反して、響はゴーレムとなってわが子を救う道を選びます。
「ゴーレムは頭を破壊しなければ活動し続ける」
ゴーレムとなってもなお娘の成長した姿を見るため、鉄筋を体に刺し研究タワーにとどまり続けました。
20年間、ミライは葵と大和に、響の願い通り大切に育てられました。
そして、成長したミライは、葵と大和とともに再び研究タワーを訪れ、原形をとどめていないほど朽ちてきた響と対面します。
成長したミライの姿を見た響は、どう思ったでしょう。朽ちてしまった顔からは、何も読み取れません。
しかし、最後の一粒の涙が、全てを物語っていると思います。
愛した来美がゴーレム化しながらも守り続けた、ミライ。
来美の願いで、自らの手で来美の命を終わらせた響。
ゴーレムとなって、ミライを取り戻した響。
響の壮絶な戦いの人生を終わらせたミライ。
文字通り、壮大な愛の物語だったと思います。
この映画をもって、竹内涼真さん演じる、間宮響の物語は完結です。
早くもキミセカロスになりそうです。
コメント
ゴーレムとなってもなお娘の成長した姿を見るため、鉄筋を体に刺し研究タワーにとどまり続けました。
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これは違うで
コメントありがとうございます。
絶対にあきらめない男というイメージで全編見ていたので、あのシーンは待っていたんだと勝手に解釈して感動していました。
思い込みで映画を見て、書いてしまいお恥ずかしい限りです。
よろしければ、本当はどういうシーンだったのか教えていただけると嬉しいです。