春といえば、潮干狩りの季節です。
茨城県の潮干狩りでは、気軽に無料で楽しめるスポットや、初心者でも楽しめる有料の潮干狩りスポットがあります。
そこで今日は私が行った海岸の中でも、特におすすめの穴場スポット1つとおすすめ2つ紹介します。
子供が中学生になるまでは、シーズン中は月2回のペースで通うほど潮干狩りが好きで通っていたので、地元の常連さんから貝が潜んでいる場所も教えてもらい、楽しい時間を過ごせました。
子供たちと海に行くと目が離せなくて大変でしたが、自然の豊かさや生き物について学ぶことも多く、行ってよかったなと思うので、潮干狩りはおすすめのレジャーです。
皆さんにも、貝を掘り当てた時の喜びや地元の人との交流など、楽しいひと時を過ごしてほしいと思います。
※現在、茨城県の規定で潮干狩りができるエリアが決まっています。また、貴重な二枚貝資源を保護するためルールがあります。今回ご紹介するエリアは、潮干狩りが可能なエリアを書きました。
潮干狩りで採った貝の持ち帰り方はどうする?車で長時間移動の保存は?
茨城県で潮干狩り無料の穴場スポット
大洗第2サンビーチ、日川浜海水浴場(にっかわはま)、大竹海岸(おおたけ)この3つがお気に入りのスポットです。
同じ海岸線沿いにありますが、潮干狩り料金や駐車場料金など違いがあります。
私が特におすすめする穴場スポットは、大洗第2サンビーチの大貫地区海岸突堤付近です。
第3ビーチは、遊泳や磯遊びしかできません。サーファーが多いように思います。
また、市営駐車場から遠いため、穴場の駐車場を知らない人は行かないので比較的空いています。
大洗第2サンビーチ 繁忙期は駐車料金1000円~
大洗サンビーチは、お子様連れにお勧めのビーチです。
第1サンビーチ、第2サンビーチ、第3サンビーチと3つもビーチがあります。
そのうち潮干狩りをしてもいいのは、地図に赤線がある第1サンビーチと第2サンビーチ(西防波堤から大貫地区海岸突堤)です。
特におすすめなのが、第2サンビーチの大貫地区海岸突堤付近です。
なぜ第2サンビーチがいいのか?というと、第1サンビーチは駐車場から海岸までの距離が第2サンビーチと比べると遠いです。
その点、第2サンビーチは海岸までの距離が比較的短いので、道具や飲み物をもって移動してもあまり苦にならないです。
また、第3ビーチは潮干狩り禁止区域なのと、市営駐車場から遠いので穴場の駐車場を知らない人は来ないので、比較的人が少ないと思います。
シーズン中は仮設トイレが設置されます。
駐車場が広いので、なるべく右端(駐車場の千葉県寄り)へ停めるようにすると大貫地区海岸突堤に近づけます。
子供たちが潮干狩りに飽きてしまったら、駐車場から海とは反対方向に進むと、大洗海浜公園・わくわく科学館があるので、そこで遊ぶことも可能です。
わくわく科学館は展示物や体験コーナーもあるし、涼しいから大人も嬉しい!
駐車場から見えるところに、潮騒の湯があるのでお風呂に入ってから帰れます!
お風呂入った後は子供たちは爆睡です
大洗サンビーチは閑散期は駐車場が無料で使えますが、R6年3月から10月、ゴールデンウイーク期間、海水浴開設期間など、繁忙期に有料になります。
また、有料期間内でも入場時間によっては、徴収されない場合もあります。
詳しい情報はこちらの大洗観光協会よかっぺ大洗で確認してください。
駐車料金を徴収されない時間に行くとお得だよね
日川浜海岸 駐車場も無料がいい人におすすめ
日川(にっかわ)浜海岸がある茨城県神栖市は、少し南に車を走らせると千葉県銚子市です。
地図だとわかりにくいのですが、日川浜駐車場の前200Mが潮干狩り可能エリアです。
日川浜海岸は、潮干狩り料金も駐車場料金も無料なのが魅力です。
近くには、温浴施設ふれあいセンター「湯楽々(ゆらら)」があるので、潮干狩りに疲れてしまったらここでお風呂に入って休憩して帰れます。
海水はべたべたするし、体が冷えているので温まっていいですよ。
詳しい情報を確認したい場合は、こちらの神栖市のホームページで確認してください。
茨城県で潮干狩り有料スポット
潮干狩りを有料で楽しむと、メリットが沢山あります。
確実に貝は採れるし、売店があるのでよく冷えた飲み物やかき氷も買えます。
お子様連れの時は、トイレ探しに苦労しなくても済みます。
ただし、売店の飲み物や食べ物は高いので、家族4人であっという間に1万円超え!なんてこともあるので、ある程度準備していきましょう。
大竹海岸鉾田海水浴場 確実に採りたい人におすすめ
大竹海岸鉾田海水浴場には、海の家「山田売店」があり、飲み物や食事が食べられます。
また売店には潮干狩りに必要な「サンダル・バケツ・クマデ」を販売しているので、忘れてしまった時も安心です。
この山田売店が、ゴールデンウイーク中にハマグリ祭りを開催しています。
ハマグリ祭りのときは、事前にはまぐりをまいてくれるので、初めて潮干狩りをした人やお子さんでも必ずハマグリが採れます。
ハマグリ祭りに参加するには、事前に予約フォームから予約をしなければなりません。
山田売店のハマグリまつり公式ホームページはこちらです。
市営大竹海岸鉾田海水浴場駐車場のホームページはこちらです。
売店に潮干狩りに必要なグッズや飲み物も売っているので、助かりました。
茨城県の穴場で潮干狩りするときのルール
私が紹介した穴場スポットは、すべて茨城県の海水浴場で、天然の貝がたくさんいる自然の砂浜です。
資源保護のため、 採っても良い量や貝のサイズ、使っても良い道具が決められています。
ここでは、茨城県のルールの中でも重要なポイントのみ紹介しています。
茨城県のホームページで「鹿島灘での潮干狩りルール」を詳しく確認したい方はこちらです。
茨城県で貝を採ってもいい場所は4か所
下記の4つの場所以外で貝類を採ってしまうと、漁業権侵害に当たるなど漁業関係法令違反となるので採ってはいけません。
・大洗第1サンビーチ
・大洗第2サンビーチ
・大竹海岸鉾田海水浴場
・下津海水浴場
・日川海水浴場
稚貝は採ってはいけません
3cm以下のはまぐり・ひらがい、7cm以下のほっき貝は採ってはいけません。
ペットボトルの蓋が、だいたい3cmなのでそれより小さい貝は戻しましょうね。
3cm以下のもの持ち帰り禁止
3cm以下のもの持ち帰り禁止
7cm以下のもの持ち帰り禁止
また来年も潮干狩りを楽しみたいので、ルールは守りましょう。
貝の持ち帰りは一人1Kgまで
一人あたりの持ち帰りは、1日1キログラムまで認められています。
SNSなどで「大量に採れた」という投稿を見かけますが、漁協権侵害等で罰せられる可能性があるので、一人1日1キログラムを守りましょう。
ちなみに3cmのハマグリ1個の重さは、10gくらいなので持ち帰りできるのは、だいたい100個くらいになります。
くま手は爪の長さが5cm未満
くま手の爪の長さ5cm未満、柄の長さ50㎝未満、爪の幅20㎝未満
禁止の道具は、鋤簾(じょれん)、くま手の爪の部分に金網や網がついた道具です。
下記の画像は鋤簾(じょれん)で、簡単に言うと爪の部分が籠のようになっていて、立ったまま使える道具です。
茨城県の穴場スポットの独自ルールはある?
大洗サンビーチの砂浜は、令和5年4月1日から自動車、バギー、自動二輪車、原付自転車などの乗り入れが禁止されています。大洗サンビーチの自動車等乗入れ規制について
今まで、砂浜で休む人たちの間を猛スピードでバギーが走り抜けたり、4WD車が砂浜に降りてきて大音量で音楽を流し走ったり、危なかったのでこのルールができてよかったと思います。
潮干狩りの時期はいつなの?
一般的な潮干狩りの時期は、4月中旬~6月末です。
気象庁が発表している潮位表の、干潮の前後1時間くらいが適しています。さらに大潮の日前後がオススメです。
大潮とは、最も潮が引く新月と満月の近くで、満潮と干潮の潮位の差がもっとも大きい時のことです。
干潮日時を詳しく調べたい方は、気象庁の潮位表で確認してください。
茨城県で潮干狩り穴場スポットのまとめ
私がおすすめの潮干狩り穴場スポットは、3つです。
1,大洗第2サンビーチは海に飽きたら近くの大洗海浜公園・わくわく科学館で遊べます。
2,大竹海岸鉾田海水浴場は、ゴールデンウイークに山田売店のハマグリまつりが開催され、売店でくま手などの道具も売っているので手ぶらで行けます。
3,日川海水浴場は駐車場前の200mが潮干狩り可能な場所で、近くの温浴施設ふれあいセンター「湯楽々(ゆらら)」で、お風呂に入って休憩して帰れます。
茨城県で潮干狩りをする際は、貝の大きさや使う道具のルールを守って楽しみましょう。
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