潮干狩りは春から初夏にできる代表的なレジャーです。熊手やバケツなどグッズを揃えなきゃ!と思って、高級な熊手や網を買っていませんか。
実はダイソーやセリアなど、100円ショップで揃えられてしまうのはご存知でしょうか。
また、折角ホームセンターで高い熊手を購入しても、潮干狩りをする場所によっては使用を禁止されている熊手があることはご存知ですか。
そこで今日は「高級潮干狩りセット」をわざわ買わなくても、気軽に潮干狩りを楽しめる100円ショップの道具と場所によっては使用禁止の熊手を紹介します。
採った貝を車で持ち帰るときは、こちらの記事も参考にしてください。
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潮干狩りの熊手やグッズは100均で買う
潮干狩りグッズは、ホームセンターなど高級な物を買わなくても十分楽しめます。
庭の草取りや、家庭菜園で使っていたものを持って行っても十分貝は採れます。
実際、常連さんは、散歩がてらに来るので熊手など持ってきていません。
貝を入れる網かビニール袋しか持ってきておらず、狙いの場所を素手で突き刺し、当たりがあったら足でほじる神業で採っています。
潮干狩りグッズはダイソーやセリアでOK
潮干狩りグッズは、ダイソーやセリアなどの100円ショップで、手に入れることができます。
以下は、潮干狩りの必須アイテムと取り扱い場所です。
バケツ・・・掃除用品売り場、タッパー売り場、園芸品売り場
熊手・・・園芸品売り場、DIY用品売り場
網・・・園芸売り場、キャンプ用品売り場
爪が弱い方や、ネイルをしている方は軍手や手袋も用意することをお勧めします。
最初は気をつけて砂を掘っていても、夢中になってしまい気がつくと爪がザラザラになっています。
手袋や軍手は砂まみれになるので、安いものでOK
紫外線防止に役立つ、サンバイザーや帽子、サングラスも売っているので、見つけたらゲットすることをお勧めします。
私はコメリで買った園芸用の帽子をかぶっています。
海では機能性重視です!
子供は砂場セットでOK
子供の潮干狩りグッズは、自宅で使っているプラスチックの「砂場セット」で十分です。
砂場セットの熊手は、先が丸くて掘りにくいですが、怪我のリスクは減ります。
大人用の熊手は先が鋭いので、うっかり踏んでしまったり、足を引っ掻いたりした時に怪我をしてしまいます。
子供が自分の足の指を貝と間違えて引っ掻いた!は潮干狩りあるあるです。
必ずマリンシューズや長靴などを履かせて、足を守りましょう。
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潮干狩りの熊手のルールとは
潮干狩りをする沿岸には共同漁業権が設定されていて、漁業協同組合などで決められたルールがあります。
貝を採ってもいいエリア、貝の大きさ、1日に持ち帰ってもいい貝の量、使ってもいい道具など、大切な水産資源である貝を守りながら春のレジャーを楽しむためのルールです。
面倒かもしれないけど、ルールを調べて楽しく潮干狩りしようね!
貝の大きさは、アサリ2cm、はまぐり3cm以下は採取禁止の海が多いです。
ペットボトルの蓋よりも小さい貝は採らない、と覚えておくと簡単です。
熊手には厳しいルールがあることが多いです。
・熊手に網がついている「忍者熊手」
忍者熊手は網目が細かいと、NGになってしまいます。わからないときは、県のホームページなどで確認しましょう。
・幅が広かったり、かきてが大きいなどはNGです。
例えば茨城県の潮干狩り可能なエリアで使用できる熊手は写真のような基準があります。
・持ち手の先に網や籠がついている「鋤簾・じょれん」はNGです。
まとめ
潮干狩りは、春から楽しめる海のレジャーです。
自分で採った貝を、調理して食べると食育にもつながり、子供にとって良い経験になります。
潮干狩りは高級なグッズを買わなくても、ダイソーやセリアなど100円ショップの道具で十分楽しめます。
潮干狩りを楽しむときは、県のホームページや漁業協同組合のホームページでルールを確認してから行きましょう。
準備万端にして、ルールを守り、楽しく潮干狩りしましょう。
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