新生活が始まり、期待に胸を膨らませている新入社員の皆さん。
新しい環境での人間関係は、時に悩みの種になることもありますよね。
特に、 近い関係であるはずの同期の言動に「うざい…」と感じてしまうことがあるかもしれません。
仕事中や休憩中、退社後まで絡んでくる…
気の合う同期であればそれも悪くないでしょうが、うざいと思うくらいだと有難迷惑にしかなりません。
しかし、その感情にどう向き合い、どう対応していくかで、今後の社会人生活は大きく変わってきます。
この記事では、【新入社員の悩み】である「同期がうざい」と感じた時の心理や、そんな面倒な状況を乗り切るための具体的なヒントを、社会人の先輩である私の経験も踏まえてお伝えしていきます。
なぜ新入社員が同期を「うざい」と感じてしまうのか

新入社員の同期を「うざい」と思う原因はいくつか考えられますが、よく聞くうざいと思う原因を3点あげてみますね。
勘弁して…職場で学生ノリ、いい加減うざい
ついこの間まで学生だった同期が集まると、サークルのようなノリで騒がしくしたり、くだらない内輪ネタで盛り上がったりと「え、ここ会社だよな…?」 と思うような場面に遭遇することがありませんか?
一生懸命仕事に取り組んでいるあなたからすると、そうした学生ノリがうざくて仕方ないと感じてしまうのも当然かもしれません。
残念ながら、社会人になると、そうした学生ノリは周囲から浮いて見えがちです。
特に、先輩や上司といった目上の人たちからは、幼稚な行為だと捉えられ、あまり良い印象を持たれないことが多いでしょう。
もし、あなたの周りにそういった学生ノリ全開の同期がいる場合、あなた自身も「同じレベルの、社会人としての意識が低い新入社員」と見なされてしまう可能性があります。
学生のノリは、あなたの今後のキャリアにおいて、決してプラスにはならないでしょう。
「ねぇ、今どんな感じ?」仕事に集中したいのに邪魔してくる同期がうざい…
あなたは今、指導者から教わったことを一つひとつ丁寧にこなし、一生懸命に仕事に取り組もうとしている、意欲的な新入社員なのではないでしょうか。
そんな中「今どのくらい仕事教わったの?」「ここがわかんないんだけど、わかる?」と、まるであなたの集中を妨げるかのように、頻繁に話しかけてくる同期がいるのかもしれません。
同じ新入社員という立場上、相手も安心して話しかけやすいのかもしれませんし、スタートラインが同じだからこそ、お互いの進捗状況が気になるという気持ちもあるのでしょう。
しかし、仕事に集中したいあなたにとっては、何度も話しかけられることが煩わしく感じてしまうのも無理はありません。
いちいち自慢すんな!マウントばかり取ってくる同期がマジでうざい
「俺、もうこんな仕事任されたんだぜ!」
「先輩にめっちゃ褒められちゃって!」
まるで競争でもしているかのように、自分がいかに仕事ができるか、どれだけ早く業務を覚えたか、あるいは先輩に可愛がられているかを、これ見よがしに自慢してくる同期っていませんか?
一度や二度ならまだしも、会うたびにそんな話ばかり聞かされると「また始まった…」とうざいと思ってしまいますよね。
人の仕事ぶりや成長スピードが気になる気持ちは理解できます。
ましてや同期という同じスタートラインに立った仲間であれば、なおさらでしょう。
しかし、だからといって親友の距離感で何でもかんでも話してしまうのは考えものです。
相手が何かとマウントを取ろうとしてくる場合、それは相手の心が狭い証拠なのかもしれません。
あるいは、あなたの優秀さを無意識のうちに感じ取っている裏返しなのかもしれませんね。
いずれにせよ、そのような自慢話に付き合わされるのは時間の無駄です。
「ああ、また言ってるな」 程度に受け流すのが賢明な対処法と言えるでしょう。
ストレス:いっぱいいっぱいで余裕がない

新しい会社に入ったばかりの今は、覚えることがたくさんあって大変ですよね。
会社の人の顔と名前がなかなか一致しなくて、誰に何を聞けばいいのか迷うこともあるでしょう。
会社の決まりもまだよく分からなくて、ちょっとしたことにも気を遣ってしまうかもしれません。
それに、仕事のやり方や毎日の流れもまだ覚えきれていないので、いつも頭の中で整理しようと頑張って、気持ちも体も疲れているのではないでしょうか。
そんな余裕がない状態だと、普段なら気にしない同期のちょっとした言葉づかいだったり、あなたの仕事を邪魔するような悪意のある質問だったり、子供っぽいからかいだったり、そういう小さなことにもイライラしてしまうことがあります。
それは、あなたが疲れていて心に余裕がないサインかもしれません。
新しい環境に慣れようと頑張っている証拠ですから、決して自分を責めないでくださいね。
もう悩まない!新入社員が同期の「うざい」に対応するヒント

自分の努力だけで解決しないときには、上司や指導してくれる先輩への相談も必要だと思います。
あまり無理に、自分だけで解決しようとせずに、周囲の人を巻き込んで「あいつは要注意!」と思わせることも手段ですよ。
思い切って先輩に相談したら「すでに要注意人物としてマークされていた」なんてこともよくある話です。
あまりにひどい仕事態度なら、うざい同期が部署移動させられたり注意をされることで、職場全体の環境改善にもつながるかもしれません。
それでは、3つの方法をご紹介していきます♪
自分の気持ちを伝える
自分の気持ちを伝えることも有効な手段です。
ただし、感情的に非難するのではなく「私は〜という言動をされると、少し困ってしまいます」というように、冷静かつ具体的に伝えることが大切です。
相手もあなたの気持ちを理解してくれるかもしれません。
怒って伝えたり感情的に話すことは、相手を不愉快にさせ、攻撃されたりいじめられたりしてしまうかもしれません。
優しい口調ではっきりと「仕事に集中できないので、少し静かにしてもらえると助かります」と伝えると良いでしょう。
適度な距離感を保つ
適度な距離感を保つことを意識しましょう。
同期のおしゃべりが止まらず、なかなか立ち去ってくれない時が一番厄介ですね。
誰でも使えるワークスペースや、会議室などへ移動できるように相談してみてはどうでしょうか。
それができない時は仕事をする場所を変えてみる、あまりにうるさいときには気分転換に飲み物を買いに行ったり、小休憩を挟むことも良い方法ですね。
近い関係を築くことは大切ですが、無理に近い関係を築こうとすると、摩擦が生じやすくなります。
仕事上の必要なコミュニケーションはしっかりと行いながらも、無理に付き合う必要はありません。
共通の目標を見つける
共通の目標を見つけることも、関係性を改善する上で役立ちます。
研修や業務など、共に取り組むべき目標がある場合は、協力し合うことで連帯感が生まれ「うざい」と感じる部分が気にならなくなることがあります。
そうは言っても、どうしても耐えられない場合は、信頼できる先輩や上司に相談することも検討しましょう。
第三者の視点からアドバイスをもらえたり、状況を改善するためのサポートを得られる可能性があります。
「人はそれぞれ違う」ということを理解する
最後に、「人はそれぞれ違う」ということを理解することが最も重要です。
自分と全く同じ考え方や価値観を持つ人はいません。
違いを認め、尊重する姿勢を持つことで、人間関係のストレスは軽減されるはずです。
新入社員で同期は心強いので大切にしたいものですが、ちょっとうざい絡みをしてくるような人だと、せっかくの飲み会も憂うつになってしまうものです。
まとめ
新入社員の同期がうざいと思ったときの、原因と対処法をご紹介していきました。
いかがだったでしょうか?新入社員で同期は、やっぱり大切にしたい関係の人ですよね。
「うざいな…」と思っていても、なかなか表には出しにくいものです。
今後も良い付き合いを続けるためにも、言うべきことは言う、合わせられるところは妥協するなど、うまく付き合えるようになるとよいですね。
聞き流すことができなかったり、自分のストレスになったりすることがあれば、周囲へ相談してみましょう。
コメント