カニが美味しい季節になり、市場やスーパーでカニを買うこともあると思います。車に積むときに、カニ汁をこぼしてしまうと大変です。
車や服についたカニの汁は、臭いが強くて落ちにくいです。
そんなときには、どうすればいいのでしょうか?この記事では、カニの汁をこぼしたときの取り方と、車や服についた臭いの消し方について紹介します。
カニの汁をこぼしたときの取り方
まず、カニ汁をこぼしてしまったら、素早い対処が肝心です。
カニ汁はこぼれてしまうと、独特の生臭さが漂ってきます。
カニの汁をできるだけ早く拭き取りましょう。
汁が染み込んでしまうと臭いが残りやすくなるので、速やかにティッシュやタオルなどで吸い取ります。こすらないように注意してください。
カニ汁を拭くときは、上から吸い取るように拭きましょう。
こすったり、押すように拭いてしまうと、カニ汁がさらに浸透したり、こぼれた範囲が広がってしまいます。
怪我をしてしまった時のように、やさしく吸い取る感じで拭いてね!
次に、こぼした場所に応じて洗剤や消臭剤を使って洗浄します。
カーペットなど水洗いできない場合は、中性洗剤や酢(クエン酸)を水で薄めた液をスプレーボトルに入れて吹きかけます。
酢を薄めた液をかけるときは、材質を確認してね!
変色しないか心配な時は、市販の消臭スプレーを使おう
本来なら水洗いしたほうが、臭いが残りにくくなりますが、カーペットなど水洗いが難しい場合はタオルで良く拭き、天日干ししましょう。
天日干しが難しい場合は、ドライヤーを遠くから当てて乾かしましょう。
生乾きだと、菌が繁殖して臭いの原因になるよ!
車にカニの汁をこぼしたときの取り方
車にカニの汁をこぼしたときは、対処が遅れると3日は臭うことを覚悟してください。
カニ汁がこぼれたら、すぐに掃除をすることが大切です。
こぼれた汁が乾いてしまうと、繊維にしみ込んで消臭が難しくなります。
具体的な掃除方法は、以下のとおりです。
こぼれた汁をできるだけ拭き取る
こぼれた汁をそのまま放置すると、乾いて固まって取れにくくなるため、すぐに拭き取ります。
拭き取る際は、ティッシュや雑巾など、吸水性の高いものを使いましょう。
しみ込んでいないときは消臭剤を吹きかける
汁を拭き取ったら、消臭剤を吹きかけます。
消臭剤は、車専用のものを使うと効果的です。
しみ込んでいないときはエアコンをつけて換気する
消臭剤を吹きかけたら、エアコンをつけて換気します。
エアコンの風向きをこぼれた場所に向け、消臭剤の成分を拡散させます。
しみ込んでいたらシートやカーペットを洗う
汁がしみ込んでしまった場合は、シートやカーペットを洗います。
シートは、洗剤をつけた雑巾で拭き取ります。
カーペットは、掃除機で汚れを吸い取った後、洗剤を溶かした水で拭き取ります。
よく乾かす
最後に、乾燥させます。
車のシートやカーペットなど水洗いできない場合は、ドライヤーで乾かすか、日光に当てて自然乾燥させます。
日光に当てて自然乾燥させても大丈夫です。
乾燥させることで臭いの原因となる菌の繁殖を防ぐことができるので、必ず乾燥させましょう。
そのほかの効果的な方法
- 重曹を振りかける
重曹を振りかけることで、魚介類の臭いの原因となるアンモニアを吸着することができます。重曹を振りかけたら、10分ほど放置してから、掃除機で吸い取ります。
この時、重曹の粉が目に入らないように気を付けましょう。
重曹の粉の扱いは気を付けてね!
私は目に入って、激痛で目が開かなくて大変だったので、皆さんも気を付けてください。
- クエン酸を溶かした水で拭く
クエン酸を溶かした水で拭くことで、魚介類の臭いの原因となる硫黄化合物を分解することができます。クエン酸を溶かした水で拭いたら、水拭きをして、よく乾かします。
- 消臭スプレーを吹きかける
消臭スプレーを吹きかけることで、魚介類の臭いを抑えることができます。消臭スプレーは、車専用のものを使うと効果的です。
これらの方法を試しても、臭いが気になる場合は、車のディーラーや業者に依頼することをおすすめします。
子供の嘔吐物処理の時、ディーラーに清掃依頼したら8万かかりました。
なお、車のシートやカーペットは、素材によって洗い方や注意点が異なります。洗う前に、必ず取扱説明書を確認してください。
車にカニ汁をこぼさない対処法
年末の買い出しで、あれもこれもと買い出しに回っている間に、カニの周りの氷が解けて発砲ケースのひびなどからこぼれる場合があります。
お店でこぼれないようにラッピングしてくれますが、完ぺきではありません。カニの爪や足でラッピングが破損することがよくあります。
そんな時は、以下のものを事前に用意して買い出しに行きましょう。
大き目のレジャーシート
段ボール(あれば発砲ケースが入る大きさがベスト)
新聞紙(段ボールがなければ)
まずは、車のトランクに大きめのレジャーシートを広げ、その上に段ボールや新聞を置いてからカニの入った発砲ケースを置くようにしましょう。
大き目の段ボールが入る車なら、段ボールに入れて走行したほうがより安全です。ブレーキや右折した時など、発砲ケースが横滑りするのを防げます。
もし発砲ケースからカニ汁が漏れてきても段ボールや新聞紙が吸ってくれますし、カニ汁を吸いきれなくても、大きめレジャーシートでトランクはガードしてあるので安心です。
だいたい段ボールに染み出たくらいで、強烈に臭ってくるから気が付くと思うよ
服にカニの汁をこぼしたときの取り方
服や布製品など水洗いできる場合は、素早く部分洗いをしてから、全体を洗うようにしましょう。
洗濯機で洗う場合は、カニ汁がついていない服や布製品と一緒に洗うのはやめましょう。
そして、天日干しするか、生乾きにならないようにしっかり乾燥させましょう。
乾燥機で乾かすと殺菌効果もあり、さらに消臭効果がありましたので、お試しください。
カニ汁を車や服にこぼした時の取り方まとめ
カニ汁をこぼしてしまった時は、素早く対処することが肝心です。
特に、車のトランクやシートなど洗うことが難しい物にこぼしてしまった場合は、気が付いたらすぐに拭きましょう。
- カニの汁をできるだけ早く拭く
- カニ汁を拭くときは、上から吸い取るように拭く
- カニ汁がしみ込んでいたら洗う
- 洗うときは部分洗いしてから洗う
- よく乾燥させる
以上がカニの汁をこぼしたときの対処法です。カニの汁は臭いが強くて落ちにくいので、こぼしたらすぐに対処することが大切です。ぜひ参考にしてください。
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