皆さんは昔流行した、グッチのバンブートートをご存じでしょうか。
大切に保管したつもりが、内張の皮のべたつきを取らないと使えなくなっていた!なんてことはありませんか。
私は思い出のバンブートートの内側の合皮が、べたつきでくっついてしまい必死で取りました。
必死にやりすぎてしまい、ちょっと失敗してしまいました。
今日はバンブートートの皮のべたつきを取った方法と、失敗しないでバックを復活させるにはどうすればよかったのか、私の事例を紹介します。
皮(合皮)のべたつきをとった方法
皮(合皮)のべたつきをとった方法は、重曹を使いました。
重曹はダイソーでも、ウエルシアでも手軽に手に入ります。
その重曹をお湯で溶かし、ぞうきんで拭きました。
ベタベタは乾いたタオルで拭くとタオルの毛が付き、ウエットティッシュで拭いても取れません。
大切にしまっていたはずなのに、数年ぶりに出してみたら内側の合皮がくっついて、手にははがれた黒いカスがいっぱいつき・・・。
レザークリーナーで拭きましたが、効果は無し。
レザースリーなーはバックを休ませるときの、汚れ落とし(普段のお手入れ)や軽度のべたつきに対応しているのだと思います。
そこで、昔おばあちゃんが「重曹はなんでもきれいにしてくれる」と言っていたことを思い出し、試しに拭いてみることにしました。
大切なバックだったけど、使えないのならあきらめるつもりで挑戦しました。
念のため「皮のべたつきの取り方」について検索すると、「重曹で拭いてきれいになった」と口コミする人も多数ありました。
皮(合皮)を拭くために用意したもの
皮(合皮)を拭くために用意したものは、重曹以外はすべて自宅にあるもので間に合います。
重曹はダイソーで調達したので、110円しかかかっていませんしまだ余っています。
ここで、注意するのは手袋は必ずすること、使い捨てではなく水仕事用の手袋にすることが重要です。
うっかり素手で拭いてしまうと、爪が真っ黒になってしまいます
皮(合皮)の拭いた手順
皮(合皮)を拭くときは、必ず使い捨てではない水仕事用の手袋をはめて作業しましょう。
- 重曹をぬるま湯で溶く(コップ一杯・200mlに小さじ2杯)
- 古いタオルをよく重曹水にひたす
- 水滴が垂れない程度にしぼり、丁寧に拭く
100円ショップで購入した重曹を、お風呂で使っている洗面器に小さじ2杯いれ、ぬるま湯(給湯器で40度)をいれよくかき混ぜます。
作った重曹液にタオルを浸し、水が垂れないくらいのゆるさで絞り、拭きました。
すごいですよ。
べたべたがなくなるんです。
黒い内張の皮だったので、タオルは黒くなりますが表面のべたつきは無くなりました。
ここまでで、十分べたつきがなくなって使えるようになりました。
しかし「もっと重曹水で拭いたらどうなるんだろう」とまた吹き始めたところ・・・
ある程度べたつきが取れたら、乾かして様子を見ましょう。
皮(合皮)を拭く時失敗したこと
皮(合皮)を拭く時失敗したことが2つあります。
・使い捨て手袋だったので、破けて手荒れと爪が真っ黒になってしまった。
・もっと拭いたらどうなる?と重曹水をさらに増して拭いてしまった。
手袋は絶対に付けて作業しましょう。
私は使い捨てのビニール手袋で作業をしていたら、途中から指先が破け重層水がはいってしまいました。
ネイルしていた指先が、落ちた皮の色で黒いマーブル模様になってしまい、ネイル代の方が高くなってしまいました。
さらに重曹水に長く触れていたことで、手がガサガサになってしまいました。
適量を守りましょう。
重曹の量をむやみに増やさないほうがいいです。
「ぬるま湯100mlに対して、重曹小さじ1」の比率がどこを検索しても出てきます。
私はこの分量を守らずに、重曹液を作ってしまった結果、合皮が全部取れてしまいました。
一番初めに作った重曹液は、分量を守って作り大成功だったのですが、欲が出てしまい「もう少し重曹の量を増やしたらもっときれいになるかも」と安易に考え倍の量で重曹液で拭いてしまったら・・・
ズルズルと剥がれてタオルは真っ黒、手も真っ黒で収集がつかなくなり、あまりにもすごいので、内張りを引っ張り出し、洗面台ですすぎました。
本体が濡れないように苦労しながら、真っ黒い水と戦うこと10分で、写真のようにグレーの布だけになりました。
まとめ
今日は、思い出のグッチのバンブートートの内側の皮(合皮)がべたつきでくっついてしまい、拭いた方法をご紹介しました。
必死にやりすぎてしまい、失敗してしまいましたが自分なりに満足できたのでやってよかったです。
重曹水を作る際は、一般的に良いとされている分量「ぬるま湯100mlに小さじ1杯の重曹」を守り、使い捨てではない手袋をはめて作業しましょう。
皮(合皮)が剥げてしまうのが心配な時は、見えない底のほうで試しに拭いてみるといいと思います。
私のバックのように、ひどいベタつきでなければ市販の皮のお手入れクリーナーで拭いてもきれいになります。
思い出のバックがいつまでも使えるとうれしいですよね。
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