学校行事といえば授業参観といっても過言ではありません。
子供がどんな学校生活を送っているのか楽しみな反面、めんどくさいと感じてしまっている方も多いのではないでしょうか。
「どうしよう…苦手なママもいるし、めんどくさいなぁ」
「ママ友に捕まると話が長くて疲れるからめんどくさい」
「仕事を早退するのに、根回しするのがめんどくさい」
など、めんどくさいと思う理由は、参観以外にもいくつか考えられます。
今日は、授業参観がめんどくさい理由と対処法など先輩ワーママが授業参観楽しむコツなどを解説していきます♪
授業参観がめんどくさい理由とは
授業参観めんどくさい…「来るな」って言われる日を待ってるw(小6息子からは「来るな」いただきました!ヒャッホゥ)
— ミカヅキユミ (@mikazuki_yumi) April 22, 2024
たかが授業参観、されど授業参観…
働くママは、とにかく時間がないものです。
家事と育児と仕事を、限られた時間の中でやりくりしなくてはいけません。
授業参観に向けた休みの調整、服装などの事前準備、ママ友・先生との関係、懇親会など、授業参観の後は何もしたくなくなるくらい、めんどくさいし疲れてしまうという方も少なくないと思います。
ここでは、授業参観がめんどくさい理由についてさまざまな視点から見ていこうと思います。
服装を考えるのがめんどくさい
授業参観に服装やメイクの悩みはつきものですよね。
「どんな格好で行こうかな…」授業参観の手紙を見るとまず思うことです。
GパンTシャツの普段着など、好きな服装で気軽に行けたらいいのですが、他のママたちが意外とおしゃれをしてくることもあります。
オフィスカジュアルで…なんて書かれている場合、何だかますます敷居が高いような気がしてしまいます。
毎回同じ服にならないようにとか、ママ友にどう思われるかなとか、とても悩んでしまいます。
また、流行のものを取り入れておしゃれもしたいな、メイクやアクセサリーもどこまで気合いを入れるか、ともう悩みだしたらキリがありません。
さらには、手持ちじゃどうしようもなくて、授業参観用に洋服を買ってしまう場合もあるかも知れません。
この悩み自体が本当にめんどくさいですよね。
仕事の休み調整がめんどくさい
授業参観に参加するためには、仕事のスケジュールを調整しなければなりません。
これには、上司や同僚への調整依頼、業務の調整、場合によっては半休や休みの届け出が必要ですね。
特に繁忙期や重要な会議が重なると、授業参観に参加することが難しくなります。
ママ友ランチがめんどくさい
授業参観後のママ友ランチ、ホントにめんどくさい!
働くママにとって、限られた時間の中でママ友とのランチ時間を作るのは大変ですよね。
すでにグループができていて子ども同士が友達だから、ママ友ランチの誘いを断りにくかったりします。
さらに、学校行事でしか会わないようなママ友とのランチは、気遣いが多くて疲れ果ててしまいます。
参加しても近況報告会のようなランチは、たとえ楽しくても気疲れしてしまいますよね。
「できれば授業参観のママ友ランチは断りたい」
本当に仲の良いママ友であれば良いのですが、そこまで仲良くないママ友からの誘いは、特に悩ましいものです。
今後の子どもたちの関係も考えると、ママ友付き合いは本当に難しい問題です。
時間ギリギリに行ってさっと帰るなど、ママ友付き合いを気にしすぎない選択も大切ですね。
懇談会がめんどくさい
授業参観後の懇談会、あれってホントに必要?
授業参観の後に続く懇談会、あれってホントに必要なんでしょうか?
先生と保護者、保護者同士の顔合わせや関係構築、PTA役員決めや連絡伝達などが目的とのことですが、正直、億劫ですよね。
年度始めの自己紹介や意見交換なんて、ストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。
そもそも、授業参観だけ参加して懇談会はスルーできないものなのでしょうか?
結論から言うと、参加は任意です。
ただ、懇談会を欠席する場合、勝手にPTA役員にされる学校もあるようなので、事前の情報収集は必須です。
さらに、懇談会にはこんなデメリットもあります。
- 自己紹介が噂好きのママのネタになってしまう
- 先生の説明が長くて時間がムダ
- 議論が長引くと他の予定に影響が出る
- 子どもが先に帰宅しているので心配
メリットとデメリットを天秤にかけ、本当に必要な場なのかを判断しましょう。
どうしても参加したくない場合は、早めに帰ることも可能です。
ただし、その場合でも、学校からの連絡事項はしっかり確認するようにしましょう。
授業参観はなぜ必要なの?
授業参観に行ってきた!
子供の学校での姿って親からは見えない世界だから、見れると嬉しいね!なにより、子供が友達と楽しそうにしてると上手くやれてるんだなと安心するわw
— なるお (@moujaatumare) February 9, 2024
授業参観は学期ごとに1回開催する学校が多く、一般的には年間で3回程度実施されます。
授業参観では、子どもたちの日頃の授業を見るということに加えて、子どもが通っている学校の教育方針や、家庭では見ることのできない集団生活の中の子どもの様子を知ることもできます。
さらには、普段あまり関わることのない先生や保護者同士で交流できる貴重な場ともなっています。
授業参観はなぜ必要なのでしょうか?
子ども、保護者、先生の視点からそのメリットについて考えてみようと思います。
授業参観、子どもにとってどんなメリットがある?
授業参観は、親にとって子どもの様子を学校で直接見られる貴重な機会ですが、実は子どもにとってもメリットがたくさんあります。
1. 非日常的なイベントを楽しめる
普段とは違う雰囲気の中、ママやパパが学校に来ることは、子どもにとって非日常的なイベントです。
いつもと違う特別なことにワクワクし、学校生活がより一層楽しくなるでしょう。
2. 頑張っている姿を見てもらえる
授業参観では、普段の学習の様子はもちろん、積極的に手を挙げて発言したり、発表したりする姿を見てもらうことができます。
クラスメイトの前で頑張っている姿を見てもらうことで、達成感や自信につながります。
3. 苦手科目にもやる気が出る
親が参観することで、「いつもより頑張ろう」という気持ちになり、苦手科目にも積極的に取り組むようになることがあります。
4. 家庭で学習について語り合える
授業参観の後は、家庭でその日の学習内容について話をしたり、感想を共有したりすることができます。
親子のコミュニケーションが深まるだけでなく、学習への理解度を高める効果も期待できます。
5. 保護者の参観は子どもの承認欲求を満たす
授業参観は、子どもにとって学校での自分や頑張る姿を見てもらえる場であり、何よりも保護者が自分を見てくれていることが子どもの承認欲求を満たすというメリットも大きい。
6. 子どもにとっての授業参観は「見てほしい」という気持ちの表れ
授業参観なのに「保護者に学校に来て欲しくない」と思っている子どもはあまりいません。
特に小学校低学年くらいまでだと、保護者が学校に来て授業を見守ってくれることを心待ちにしている子どもがほとんどです。
周りの同級生は保護者が授業参観に来ているのに、自分だけはいつも誰も見に来てくれないとなると、たとえ言葉に出さなくても、子どもは傷つき「なぜ来てくれないのか?」と保護者に対して疑問や不信感を持つようになります。
7. 授業参観後のフォローアップで子どもの自信を高める
授業参観後はぜひ子どもの心に寄り添う時間を作ってあげてください。
子どもの話を聞いてみたり、率直に「頑張っているね」と認め、伝えることで、子どもは自信を持てるようになり、さらに頑張るエネルギーもわいてきます。
このように、授業参観は子どもにとっても様々なメリットがある貴重な機会です。
ぜひ積極的に参加して、子どもの成長を間近で感じてみてください。
授業参観、保護者にとってメリットって何?
授業参観は、子どもの成長を直接見られる貴重な機会として、多くの親御さんが楽しみにしているイベントですよね。
しかし、実際には「行くのがめんどくさい」「時間がない」と感じてしまうことも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、授業参観が親にもたらすメリットについて詳しくご紹介します。
1. 子どもの様子を多角的に理解できる
授業参観では、普段家庭では見られない子どもの様々な姿を見ることができます。
- 学習態度: 積極的に手を挙げて発言しているか、集中して取り組んでいるかなど
- 授業内容の理解度: 先生の説明を理解しているか、友達と協力して課題に取り組んでいるかなど
- 友人関係: どんな子と仲良くしているか、コミュニケーションの様子など
- 先生の指導方法: どんな風に子どもたちを指導しているか、子どもとのコミュニケーションの仕方など
これらの様子を知ることで、子どもの学校生活をより深く理解することができます。
2. 学校生活への理解が深まる
授業参観を通して、学校全体の様子を知ることができます。
- 校舎や教室の環境: 子どもにとって適切な環境なのか、安全面に問題はないかなど
- 学校行事: どんな行事があるのか、いつ行われるのかなど
- 校風: 先生や生徒たちの雰囲気、学習に対する姿勢など
これらの情報を把握することで、子どもの学校生活への理解が深まり、より良いサポートをすることができます。
3. 先生や他の保護者との交流の場
授業参観後の懇談会では、先生や他の保護者と交流することができます。
- 先生: 子どもの様子について相談したり、アドバイスをもらったりすることができます。
- 他の保護者: 同じ学年の子どもを持つ親同士で、情報交換したり、共感したりすることができます。
これらの交流を通して、子どもの学校生活に関する悩みや不安を解消したり、新たな視点を得たりすることができます。
4. 親子関係の強化
授業参観を通して、子どもの頑張っている姿を見たり、先生や他の保護者から褒められたりすることで、子どもの自信を高めることができます。
また、子どもと一緒に学校生活について語り合うことで、親子間のコミュニケーションを深めることができます。
5. 思い出作り
授業参観は、子どもにとっても親にとっても、貴重な思い出となるイベントです。
将来、子どもが大きくなった時に、一緒に授業参観に行った時のことを振り返ることで、親子間の絆を深めることができます。
このように、授業参観には親にとって多くのメリットがあります。
時間があれば、ぜひ積極的に参加して、子どもの成長を間近で感じてみてください。
授業参観は先生にとってメリットがたくさん!
授業参観は、子どもにとってはもちろん、先生にとっても重要な行事です。
1. 保護者との理解と協力を促進する
授業参観を通して、先生は保護者に以下のことを伝えることができます。
- 子どもの成長: 授業中の子どもの様子を見てもらうことで、日々の学習成果や成長を具体的に伝えることができます。
- 学校教育: 実際の授業の様子を見てもらうことで、学校での教育内容や方法を理解してもらうことができます。
- 教育方針: 学校や先生の教育方針について説明する機会となります。
保護者も、子どもの様子を直接見ることで、学校での学習内容や先生の指導方法をより深く理解することができます。
また、授業参観後の懇談会では、個別の子どものことについて相談したり、意見交換したりする場となります。
このように、授業参観は、学校と家庭が連携して子どもを育てるために欠かせないコミュニケーションの場と言えるでしょう。
2. 教育活動の透明性を高める
授業参観は、保護者に学校や先生の教育活動を見てもらう機会となります。
日頃の授業の様子を見てもらうことで、学校の教育に対して理解と信頼を得ることができます。
また、保護者からフィードバックをもらうことで、より良い教育活動を目指すことができます。
3. 授業改善のヒントを得る
授業参観では、子どもや保護者の様子を観察することで、授業改善のヒントを得ることができます。
例えば、子どもが理解していない様子であれば、教え方を工夫する必要があるかもしれません。
また、保護者から意見をもらったり、質問を受けたりすることで、新たな視点から授業を改善することができます。
4. モチベーション向上
自分の授業を保護者に見てもらうことで、先生自身のモチベーションも高まります。
より良い授業を作ろうと、日頃から努力するようになります。
5. 保護者との信頼関係を築く
授業参観を通して、保護者とコミュニケーションを取ることで、信頼関係を築くことができます。
信頼関係があれば、子どもに関することだけでなく、学校行事や地域活動などについても協力してもらうことがしやすくなります。
このように、授業参観は先生にとっても様々なメリットがある重要な行事です。
積極的に取り組むことで、より良い教育環境を作ることができます。
ワーママが授業参観を楽しむコツ
ワーママにとって、限られた時間の中で授業参観に行くのは大変ですよね。
しかし、授業参観は子どもの成長を間近で見られる貴重な機会でもあります。
ここでは、ワーママが授業参観を楽しむためのコツをご紹介します。
1. 事前に計画を立てる
- 授業参観の日程を確認し、早めから休みを確保しましょう。
- 休みが難しい場合は、中抜け制度を活用するのも良いでしょう。
- 授業参観後の予定も考えておくと、時間を有効活用できます。
- 仲の良いママ友と事前に連絡を取り、一緒に参加するのもおすすめです。
2. 気持ちの準備をする
- 授業参観は、子どもの様子を観察する場です。
- ママ友との会話はほどほどにして、子どもの様子に集中しましょう。
- 子どもが頑張っている姿を見られることを楽しみましょう。
3. 服装や持ち物を準備する
- 動きやすい服装で行きましょう。
- 荷物は最小限に抑えましょう。
- 筆記用具を持参しておくと便利です。
4. 当日のスケジュール
- 時間に余裕を持って行動しましょう。
- 授業参観前に、トイレに行っておきましょう。
- 授業中は、静かに見学しましょう。
- 授業参観後は、子どもとゆっくり話しましょう。
5. 無理せず楽しむ
- 体調が悪い場合は無理に行きましょう。
- どうしても時間が確保できない場合は、諦めましょう。
- 大切なのは、子どもの成長を感じることです。
その他、ワーママならではの楽しみ方
- 授業参観後に、ママ友とランチを楽しむ。
- 授業参観のついでに、買い物に行く。
- 子どもが休み時間の過ごし方を見られる。
授業参観は、子どもにとっても親にとっても大切な行事です。
上記のコツを参考に、ぜひ授業参観を楽しんでください。
授業参観で先生とどうかかわる?
長女の授業参観後担任に呼び止められ、嫌いな宿題をやらない、校帽着用拒否、マイルドな遅刻の常習などをやんわり咎められる。
先生はベトナムの児童(かなり自由らしい)などを教えた経験があるらしいが「こんなに色々ちゃんとやらされるのは日本だけだと思うんですが、それでもやっぱりねぇ〜」と。
— 廣瀬 拓音 TactHirose (@Maruyeyi) May 18, 2024
授業参観は、子どもの学校生活を直接見られる貴重な機会であると同時に、先生とコミュニケーションを取る絶好のチャンスでもあります。
しかし、普段なかなか先生と話す機会がないため、どのように接すれば良いのか迷ってしまう保護者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、授業参観で先生と上手にコミュニケーションを取るためのコツをご紹介します。
1. 積極的に声をかける
- 授業参観後に、一言声をかけてみましょう。
- 挨拶や簡単な感想を伝えるだけでも、先生との距離を縮めることができます。
- 子どもに関する質問や相談があれば、遠慮なく聞いてみましょう。
2. 感謝の気持ちを伝える
- 日頃の指導に感謝していることを伝えましょう。
- 具体的なエピソードを交えると、より気持ちが伝わりやすくなります。
- 先生も、感謝の言葉をされると励みになります。
3. 困っていることがあれば相談する
- 子どものことで何か困っていることがあれば、相談してみましょう。
- 先生は、子どもの学校生活を一番よく知っている存在です。
- 家庭と学校が協力して、子どもをサポートすることが大切です。
4. 具体的な質問をする
- 授業内容や子どもについて、具体的な質問をしましょう。
- ただ漠然と質問するのではなく、事前に質問内容を整理しておくと良いでしょう。
- 先生も、具体的な質問に答えることで、子どもの理解度を把握することができます。
5. マナーを守る
- 授業中は静かに見学しましょう。
- 他の保護者や先生の邪魔にならないようにしましょう。
- 子どもに指示を出したり、注意したりするのは控えましょう。
その他、役立つポイント
- 事前に子どもの様子についてメモしておくと、先生との会話がスムーズになります。
- 他の保護者と情報交換するのも良いでしょう。
- 先生の話をよく聞き、共感を示しましょう。
授業参観は、先生と良好な関係を築くための貴重な機会です。
これらのコツを参考に、ぜひ積極的に先生とコミュニケーションを取ってみてください。
まとめ
ワーママにとって、授業参観は貴重な時間。事前に計画し、気持ちの準備をすれば充実します。
1. 休み確保
早めから休みを申請、中抜け制度も活用。
2. 子どもに集中
ママ友との会話は控えめに、子どもの様子を観察。
3. 動きやすい服装
荷物も最小限、筆記用具も忘れずに。
4. 時間に余裕
トイレは済ませ、静かに見学、子どもと話す時間を作る。
5. 無理せず楽しむ
体調が悪い場合は無理せず、時間確保できない場合は諦める。
その他
- 授業参観後にランチや買い物
- 休み時間の過ごし方を見られる
- 先生とのコミュニケーション
- 積極的に声をかける
- 感謝の気持ちを伝える
- 困っていることがあれば相談
- 具体的な質問をする
- マナーを守る
役立つポイント
- 事前に子どもの様子をメモ
- 他の保護者と情報交換
- 先生の話をよく聞く
授業参観は、子どもにとっても親にとっても大切な行事です。
これらのポイントを参考に、ぜひ積極的に授業参観を楽しんでください。
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